「ゼミ生の1日」Columbia University留学記
- ashizawa-group
- 2024年12月17日
- 読了時間: 4分
こんにちは!芦澤ゼミ1期生の坂口です。今回は、ニューヨークのコロンビア大学へ短期留学した時の体験記をご紹介します。ゼミはオンラインで参加しながら、Ivy Leagueの学校で刺激的な学生生活を満喫してきました。

私はMBA 2年生の1学期に取っていた専門科目が終了した次の日からNYにあるColumbia Universityへ1ヶ月ほど留学しました。School of Professional Studiesという大学院の研究科があり、その中のAmerican Language Programという通年で開催されているNon-degreeのプログラムに参加しました。学位は出ませんが、単位は出る為、ビザも「F1」という一般的な学生ビザを取得する必要があります。F1ビザで入国すると週18時間以上の授業を受けなくてはなりません。授業をサボると不法滞在になるので、結構厳しいです。

NYでのシティボーイライフはとても刺激的でした。ともかくキャンパスが綺麗で、勉強のやる気もすごく湧いてきます。平日は毎日授業があり、課題もたくさん出る為、図書館にこもったり、ロウ記念ホールの階段に座り込んで作業したりしていました。ゼミは毎週オンラインで参加しました。時差はありますが、NYの20時が東京の10時なので、難なく参加することが出来ました(時間を合わせてくれた先生とゼミ生に感謝)。



休日は、同じスイート(寮でキッチンやシャワーを共有する同居人)の同級生と観光に出掛けたりしていました。コロンビアの学生だと多くの美術館が無料で入れるのでMOMAやThe Metにはよく行きました。その他にもNYヤンキースの試合を見たり、ブルックリンブルワリーの工場を見学したりと、毎週楽しい休日を過ごしていました。同級生は国籍や職業、年齢など本当にバラバラです。ドミニカ共和国やコロンビア、エクアドル、カタールなど日本ではなかなか出会わない国籍の人と友達になれます。職業は弁護士と学生が多かったです。


あとはともかく物価が高かったです。ただでさえ高いNYの物価に加え、当時は歴史的円安で1ドル160円を超えていたこともあり、外でランチにハンバーガーとポテトをテイクアウトすると3,000円を普通に超えます。それでも美味しいからたまに頼んで学校のテラスで食べたりしていました。学食がバイキングなので(それでも朝食で2,000円くらい)朝大量に食べて昼を抜いたり、夕飯をスーパーで買って節約したりして過ごしていました。



振り返るとあっという間の1ヶ月でした。この留学での一番の学びは、英語を話すことへの抵抗感や日本人がよく言われる語学の完璧主義みたいなものが無くなったことだと思います。英語はコミュニケーションのツールでしかなく、どんな下手な英語だろうと伝われば良く、その先にある相手とのコミュニケーションの方が重要であることを思い知りました。頭では分かっていたつもりでしたが、こればっかりは実際にそういう環境に身を置かないと行動できないものですね。
社会人になって10年が経過しても、やろうと思えばまた学校に通ったり、海外の大学へ留学だって出来てしまいます。何歳になってもやりたいことは全部やって、後悔のない人生を送り続けたいです。
